仙台の行政書士より160211心のメッセージ

2016年2月11日

コラムカテゴリ：法律関連

　本日は、シャロームの会の全体交流会とスタッフ研修会に出席いたします。

　今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

　「今の私に恋愛は必要ないの、必要なのは尊重されることよ」。マダム・イン・ニューヨークという映画の中で主人公の女性が言う台詞です。私には「大人には恋愛は必要ないの、必要なのは尊敬されることよ」と聞こえました。「恋はさめるもの。愛は永遠に続くもの」と聞いたことがありますが、相手を尊敬する思いさえ消えなければ、愛は永遠に続くのではないでしょうか。「相手を尊敬すること」は愛の大切な成分です。
　相手を見下したり、バカにする（心理的用語でディスカウント）思いは、語らずとも相手に伝わるように、相手を見上げ、尊敬する思いもまた、語らずともしっかり相手に伝わります。
　前述の主人公は、成功したご主人の元で、何不自由ない環境で生活しているにも関わらず、どうしても満たされなかったのは、ご主人から、常に見下され、自分に自信を失っていたからでした。
　親しくなればなるほど、私たち日本人は特に親しみの現れなのでしょうが、相手をバカにしたり、見下す誘惑に駆られます。しかし、「親しき仲にも礼儀あり」です。親しき仲だからこそ互いに「尊敬」し合うことが大人の人間関係です。互いに尊敬し合っている両親を見て、不快に思う子どもはいません。自分も大人になったら互いに尊敬し合うパートナー、家族を持とうと思うのではないでしょうか。愛することは、相手を尊敬することです。

この記事を書いたプロ

人との関わりを大切にする法律のプロ

菊地茂（シャローム行政書士事務所）

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