仙台の行政書士より241129心のメッセージ
本日は、シャロームの会のクリスマス会と全体会に参加いたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
第二次世界大戦中、ユダヤ人収容所で、まもなく連合軍が来るという噂が流れ、人々はそこに望みをつないでいました。しかし、甘い幻想であることが分かった時、収容所でかつてなかったほどの死者が出たのです。
ユダヤ人精神科医、フランクルは「一つの未来を、彼自身の未来を信じることのできなかった人間は、収容所で絶望していった。未来を失うと共に、彼はその拠り所を失い、内的に崩壊し、身体的にも、心理的にも転落したのであった」と記しています。
フランクルは、希望こそ、人を生かす最大の力であると悟ったのです。奇跡的に生還したフランクルは、どのような状況の中にも意味を見出す生き方こそ、病をいやし、人間を人間として活性化すると説き。多くの人に慰めを与える生涯をいきました。どのような時も、希望をしっかりと胸に抱きつつ歩んでまいりましょう。