仙台の行政書士より241129心のメッセージ
本日は、仙台純福音教会の主日礼拝に出席いたします。
今日は、チョー・ヨンギ先生の言葉のご紹介です。
聞く耳と、見る目とは、二つとも主が造られたもの。(箴言20・12)
オリバー・サッスはその著書「火星の人類学者」という本の中で、ボージルというひとりの男を登場させています。彼は幼いときに失明しましたが、十数年後、手術を受けて視力を回復しました。しかしベテスダ村の外でイエス様から癒しを受けた盲人のように(マルコ8・22~26)ボージルには最初に見るのに苦しみがありました。物体の動きや色彩は分別することができましたが、映像が重なりあって物を見分けることができませんでした。それでしばらくの間、彼の行動はまだ盲人であったときと同じでした。サッスはこのように言っています。「見ることができる人に再び生まれ変わるためには、以前の盲人としての自分に死ななければなりません。これでもなくあれでもない、中途半端なこと ― これが実にやっかいなのです。」
人がこの世の中で生きているうちに最も重要な事は、事柄を明確に見きわめて正確に悟ることのできる目と、偽りを見抜く直感です。しかし人々は、おのおの各自の立場や各自の見解によって物事を偏り見ます。私たちが正しく見るというのは、すなわち父なる神の目で見て、父なる神の耳で聞かなければなりません。そうするとき偏見は消え去ります。
あなたは父なる神の御心を聞きわける目と耳を持っていますか。