仙台の行政書士より151106心のメッセージ

2015年11月6日

コラムカテゴリ：法律関連

　本日は午前中、建設業許可申請と国籍帰化許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、メンバーのケア会議と相談会に出席いたします。

　今日は、大久保智弘先生の言葉のご紹介です。

　カウンセリングで「自分のことが嫌いで好きになれない、どうやったら好きになれるのですか？」という相談を受けることがありました。
　その方がおっしゃるには特に仕事をしているときに自分に対して責める感情を強く持ってしまうのだそうです。しかし、自分のことが嫌いだと話をしながらもその人はとてもエネルギーに満ちあふれている印象がありました。
　その時ふと、そもそも「自分自身のことをどうやったら好きになれるのですか？」という質問自体が、自分自身に加点法的なまなざしを向けた前向きなものだと私は思いました。
　そしてその人が前向きになるような質問をいくつか投げかけました、すると少しずつ、声の調子も明るくなり、自分のことが全部嫌いというわけでもないとお話下さいました。
　確かに相談された始めの段階では、その方は自分のことを責める視点が強く、自分のことを好きだとはとても思えない状況だったのかもしれません。しかし「自分を好きになりたい」という思いの背後には、確実に前向きで加点的な態度があることに気づきました。
　どんな課題を抱えていても、カウンセリングに臨まれるということ自体が、希望をもっていることのなのだと感じました。

この記事を書いたプロ

人との関わりを大切にする法律のプロ

菊地茂（シャローム行政書士事務所）

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