仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と永住許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、シャロームの会の職員全体会とリーダー会に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
クライエントの方から伺った話です。「二流の経営者は、せっかちの人が多い」なぜか?「ぜったい損したくない」が至上命題で、いつも「目先の損得」で動いているからだそうです。
少しでも無駄な時間があると、イライラしてくる。ハッと気がつくと、自分でパパッと段取りして、何でもかんでも自分でやってしまう。そして、自分の思うとおりにできると、その時点で機嫌が良くなる。待ち合わせの時間に待たされるなっていうのは、言語道断。「待たされた」=「自分の時間を盗まれた」ように感じて、非常に機嫌が悪くなります。
確かに、いつも先を見て、効率的に物事を考えて自らが動く経営者の人には、こういう人が多いかもしれません。せっかちな仕切り屋タイプ。職場であれば、こういう人がいなければ組織は動きませんから、必要不可欠な人です。
しかし、こういうタイプのお父さんが、家庭でも同じことをしていたら、家族はたまったものではありません。例えば、家族旅行は、お父さんがツアーコンダクターのように、完璧なプランを立てる。そして、奥様や子どもたちが、そのお父さんの半ば自己満足的家族旅行に付き合わされて、ヘトヘトになる。一事が万事、そんな風にされたら、早晩、家族は壊れてしまいます。
目先の損得にとらわれすぎると、自分にとって本当に大切なものを失うことになりかねません。本当に損をしたくないのなら、目先ではなく、長い目で損得を考えるといいようです。