仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と永住許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、「オリーブの風」にて開催いたします心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は、長嶺由宇先生の言葉のご紹介です。
かつて私は、高校の英語教師をしておりましたが、行き詰まりから、遂には、自殺を図ってしまいました。九死に一生を得て助かったものの、実家に引きこもりの生活になりました。そんな私が、思い切って米沢に来たのが、もう23年前の話です。
こんな自分でも受け入れられ、自分の置かれているところで、精一杯生きていくことでOKという人生観を知りました。それまでの、自分にないものに目を向け、そこを何とか埋めなければという生き方から、すでに自分にあるものに目を向けていく生き方へと変えられていきました。
しかし、そんな自分でも時折、自分の経験不足、能力不足を見せられ、苦しくなってしまうことがあります。ある時、田中先生から「気楽にやっていいから」と声をかけて頂き、肩の荷がフッと軽くなりました。私は、実力以上に頑張ろうとしていたようです。
また、先日帰省した折に、ふと母が漏らした「由宇が生きててくれて良かった。そうでなかったら顔を上げて生きてこられなかった。」という言葉に、私自身の存在が温められた思いがしました。
このように他者の言葉で温められた経験の中に身を置いて、自分自身を慰め、励まし、自分のメンテナンスをする心の安全地帯が、私たちには必要なようです。あなたにとっての心の安全地帯はどんなものですか?