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菊地茂(きくちしげる) / 行政書士

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コラム

仙台の行政書士より141205心のメッセージ

2014年12月5日

コラムカテゴリ:法律関連

コラムキーワード: 行政書士 相談

 本日は午前中、心の障がい者の就労支援と建設業許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、知人の葬儀に参列いたします。

 今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

 ほめられるのが苦手な人の心理メカニズムに対して、私なりの答えが二つあります。
 (1)ほめられた=支配された、というセンサーが働くから。ほめると言うことは、何かほめる側に魂胆があって自分を上手にほめておだてて利用しようとしているのではないか?と思ってしまう心理です。ちょっとドキッとする表現ですが、逆に、こういうタイプの人が人をほめるときは、そういう意図を持ってほめていると言うことになりますね。
 (2)ほめられた=バカにされた、というセンサーが働くから。ほめると「バカにしないでください」とか「それ、嫌みですか?」と反応する方がおられます。これは「認知のゆがみ」の一つで、マイナス化思考と言います。ほめられたというプラスを「バカにされた」「嫌みを言われた」とマイナス化して受け止める心のクセです。これがひどくなると、うつ病に代表される、様々な心の病にもなっていきますから、注意が必要です。
 ほめられたときに、「バカにされた」「それって嫌みですか?」と感じている自分がいたら、心配なのはそう感じている自分の心です。セルフイメージが豊かで、心が健康であったら、相手があきらかに「嫌み」や「バカ」にして言ったことでも、嫌みとは感じないからです。
 さらに言うと、(1)の人と(2)の人に共通点があります。それはプライドが高いと言うことです。高すぎるプライドを捨てて、素直に「ほめ言葉」を受け取りましょう。心が健康になります。「ほめ言葉は人にふり注ぐ暖かい陽光のようだ。それなしに、人は花咲くことも成長することもできない」(ジェス・レア)

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