仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は、仙台純福音教会の創立12周年記念祝福礼拝に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
ある社長さんから、対人恐怖症の社員さんへの対応について相談を受けました。私は、次のように申し上げました。
「対人恐怖の人は、自分に対するネガティブな視線に怯えているのです。ネガティブな視線を、ポジティブな視線に変えれば、自ずと対人恐怖症は緩んでいきます。一週間に一度くらい、朝礼の時などを使って、持ち回りで、社員のお一人をみんなの前に立ってもらい、社員全員でその人を誉める時間を持ってみるのはいかがでしょう?持ち回りですから、その人にも自然とほめられる時がやってきます」。
「実は、これは学校教育にも取り入れられていて、いじめ対策の一つとして効果のある方法です。誉められた方は、自分に対して、みんなが自分のことをそんなふうにポジティブに見てくれていたんだということに驚きますし、誉める方も、誉めることに心地よさを感じて、双方に良い効果を与えます。そして、会社の雰囲気が良くなり、社員同士のコミュニケーションが前向きなものになります。これを半年間も毎週やっていれば、きっとその人の対人恐怖も緩んでくると思います」。
すると社長さんが、「今気がついたんですが、そういえば私、社員を誉めないで、叱ってばかりでした。それがいけなかったんですね。私が、まずその社員を誉めることから始めていきたいと思います。やってみます」と言って帰って行かれました。ポジティブな視線は、あなただけでなく、あなたの周りをも変えていく力があります。