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菊地茂

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菊地茂(きくちしげる) / 行政書士

シャローム行政書士事務所

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コラム

仙台の行政書士より140929心のメッセージ

2014年9月29日

コラムカテゴリ:法律関連

コラムキーワード: 行政書士 相談

 本日は午前中、建設業許可申請に関するご相談をお受けいたします。また午後は、メンバーのケア会議と心の障がい者の就労支援相談会に出席いたします。
 
 今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

 「人の甘えが気になりだしたら、『もしかしたら、甘えたいのは私かもしれない』と考えましょう。」と前号に書かせていただきました。
 先日、「特にウツになりやすい人は、自分の甘えを抑圧しているので、その抑圧した甘えが色んな人々に投影しています。自分の甘えが相手に映っているのだとは気づかずに、人々の甘えをケアし続け、最終的に燃え尽きてウツになるのです」とTCSのセミナーで申し上げたところ、受講生のお一人から、以下のコメントを頂きました。
 「ずっと(自分の甘え)を抑圧した人生だったと改めて思った。人の甘えが気になって仕方ながないのに、その感情を抑圧したので、苦しくなった。同時に親の介護や息子の不登校が起こり、ウツっぽくなった。その理由が、父、妹、息子、担任の先生の甘えをケアしっまくっていたからだと分かり、すっきりした。ケアが足りなかったのではなく、十分していたんだとやっと思えた」。
 このコメントを読ませていただいて、私自身もすっきりした気持ちになりました。「甘えたいのは私かもしれない」という視点は、自分の人生のミステリーを解く重要なカギの一つです。私たちは、人を見ているようですが、その人に映っている自分を見ているのかもしれません。「人こそ人の鏡」と古(いにしえ)の人は言いましたが、私たちは色々な人々に出会いながら、最終的には自分に出会うのです。

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