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仙台の行政書士より140911心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、建設業許可申請と産業廃棄物処理業許可申請それぞれのご相談をお受けするために大崎市岩出山に行きます。また午後は、「太陽とオリーブ」で心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。

 今日は、丸山芳浩先生の言葉のご紹介です。

 宮崎駿のアニメの名作「魔女の宅急便」。本当は「魔女の宅配便」としなければならないタイトルだったそうです。なぜなら「宅急便」はヤマト運輸の商標登録なので、むやみに使ってはいけないからです。
 ところがそうとも知らずに制作はどんどん進み、商標登録侵害の可能性が知らされた時点では、もはや修正も中止もできない状況に来ていました。ヤマト運輸は提訴も可能です。しかし、あの宮崎駿監督のスタジオジブリを訴えたとなると、企業イメージが損なわれる可能性大です。スタジオジブリ側としても、このままでは多額のお金を払って「宅急便」の文字を使わざるを得ません。
 ここで両者は賢く解決策を考え出ました。ヤマト運輸がこの映画の筆頭スポンサーを買って出たのです。その代わり、映画「魔女の宅急便」をヤマト運輸の宣伝に使ってもいいという了承を得ました。ジブリ側も大安心で制作を完了させることができ、映画も大ヒット。
 「ジブリ良し、ヤマト良し、観客良し」のまさに三方良し。山あり谷ありの経過でしたが、最後にはお互いが喜びあえる結果となりました。宝は、常に問題のただ中に隠れています。


 

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