仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と心の障がい者の財産管理のそれぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、S・Yワークス東北の研修会に参加いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
「親から受け継いだ良いものは何ですか?」という問いかけを様々な人に聞いてみました。ある男性は、「ユーモアと明るさ」とおっしゃいました。その方は、小学生の時、ご両親が亡くなられ、とても壮絶な生育歴の中でお育ちになった方でした。もしかして、「親から受け継いだ良いものなんて一つもありません。」と言われるかな?と思いきや、「父は、苦労が多い人生だったにもかかわらず、いつもユーモアの絶えない人でした。私の人生も、気が遠くなるような様々な苦労がありました。だけど、父親譲りのユーモアで乗り切って来れたかな?と思います。」とおっしゃいます。
次に、大変仕事のできる同僚に同じ質問をしてみたところ、「悪く言えば、頑固。よく言えばガッツ」とおっしゃいました。その方の80代のお母様は、今も元気に英会話の勉強をしておられます。確かに、その方のガッツは、このお母様譲りだなと私も納得しました。
また、大学教授をなさった方に伺ってみると、「そうですね、母の知性的なところかなぁと思います。」と答えられました。「だから、この方は大学教授になられたんだ。」と私は思いました。その人が親御さんから受け継いだ良いものは、その人の無くてはならない長所です。そして、その人をその人たらしめている大切な特徴であることに気がつきました。「あなたが、親から受け継いだ良いものは何ですか?」