仙台の行政書士より6.2心のメッセージ

2014年6月2日

コラムカテゴリ：法律関連

　本日は午前中、メンバーのケア会議に出席いたします。また午後は、建設業許可申請と産業廃棄物処理業許可申請のご相談をお受けいたします。

　今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

　ある青年から、こんな質問を頂戴しました。「金藤さん。俺、自分の性格リフォームしたいんです」。“性格リフォーム”なんていう言葉があることに私は驚きました。彼曰く「自分は人の意見に流されてばかりで、自分というものがないんです。自分を確立するためにどうしたらいいでしょう？」
　そこで私はこうたずねました。「人に流されない自分を確立なさりたいんですね。では、そのプロジェクトに取りかかる前に、一つだけ質問があります。今まであなたが得てきたものは何ですか？」
　すると彼は、少し驚いて「得てきたものですか～？そうだ！確かにそのおかげで人には恵まれてきましたね。色んな人たちから、教えてもらって、助けてもらって、可愛がってもらって、今の私があるし、仕事もあります」。「すばらしいね。すると、人の意見に流されてきたと言うことだったけれど、見方を変えれば、あなたは、人との繋がりを一番大切にしてきたということかな？」と申し上げました。
　すると彼の顔が輝き出して、「そう言われるとうれしいです。俺、別に性格リフォームしなくて良いんですね。このままの自分で良いっていうことですね。」と言って、ニコニコして帰って行かれました。人は自分の中に宝を見出すと、誰でもキラキラ輝くように造られているようです。
　「過去を宝にするのでもなく、過去が宝になるのでもなく、過去はそもそも宝だったのだ」。（A．K．ゴールドマン）

この記事を書いたプロ

人との関わりを大切にする法律のプロ

菊地茂（シャローム行政書士事務所）

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