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仙台の行政書士より4.15心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、仙台市公園愛護協力会宮城野支部の役員会に出席いたします。また午後は、心の障がい者の就労支援と建設業許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。

 今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

 クライエントだった青年が、結婚するという知らせを聞きました。契約社員として、ある会社に勤めることになりました。配属されたのはお客様相談室。しかし、その部署を一年勤める事ができる人は、ほとんどいないことで有名だったそうです。予想どおり「それは、お客様のやつ当たりだろう。」ということばかりだったそうです。
 ところが、ちゃんとお客様のお話を聞けている自分がいるのだそうです。ハッと気がつくと、そのお客様を励ましたり、慰めたりしていたそうです。結果的に、一年以上その部署で働き、正社員となりました。現在、プレミアム会員様専属担当として働いているというのです。あの無口だった彼が、そんなサクセスストーリーを歩んでいるとは、正直驚きました。
 私は彼にたずねてみました。「みんなすぐ諦めていくクレーム対応の仕事を、何で君は一年以上も勤めることができたの?」。彼はこう教えてくれました。「金藤さんが僕にしてくれたようにお客様にやっていただけです。このセリフどこで思いついたんだろう?って後から考えてみると、僕が不登校だった時に、金藤さんから言ってもらった言葉なんですよね。普段は忘れているのに、無意識は覚えているんですね」。
 カウンセラー冥利に尽きるお言葉をいただきました。ちょっと気恥ずかしいような、それでいて誇らしいような、不思議な感情になりました。「人はされたことはできる。」と言い続けてきましたが、つくづくそうなのだと実感した瞬間でした。

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