仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は午前中、東北ヘルプの監査会に出席いたします。また午後は、仙台市障がい福祉サービス事業者等集団指導の会合に出席いたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
日本人は、世界の中でも類い希な、物事に忠実な国民性であると、昔からよく言われます。
狩猟民族のように、現状がイヤなら槍を持って山を越えるということができない農耕民族である日本人は、川の水を共有し、台風が来れば運命共同体という長い生活習慣があるからでしょうか。
特に、「ルール(規則)は守るもの」ということに徹し、当然、「守る」という原則が日本人にはあります。その反対は「破ること」です。しかし、西洋人にとって、「ルールとは作るもの」という考えがあります。そのため、日本勢にジャンプ・スキーの栄冠を奪われると、今度は、身長に合わせて板の長さを規定するなど、西洋人である自分たちに都合のいいルールを押しつけ、日本人はそれに従うことになります。
日本人は、今、受け身ではなく、もっと能動的に考え、生きる生き方を求められているのです。心したいものです。
あなたは、どんなルールを守っておられますか?そのルールが本質的でなく、惰性で守っているとしたのなら、時には思い切って新しいルールを作ってみることも必要です。能動的に生きるために、ルールを破るのではなく、あなたならではのルールを作る、そんな発想の転換をしたいものです。