仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は終日、仙台国際センターで開催される「就労継続支援施設管理者」研修会に出席いたします。
今日は、井出かほる先生の言葉のご紹介です。
「やるんだったら、ちゃんと完璧に」という声なき声に、駆りたてられている自分がいます。結果的に、時間は有限なのに、無限に仕事をしてしまうことになり、心身が疲れ、心がいらだってきます。特に主婦の場合は、家事はやろうと思えばいくらでもあるので、このサイクルにはまりやすい環境にいると言っていいでしょう。
ある精神科医の先生は、そんなお母さんたちにこうアドバイスしていると言います。「キッチンタイマーを15分だけに設定して、茶碗を洗って下さい。アイロンがけも15分と設定してから取り込んでください。その後にちょっとお茶を飲んだりして、自分をねぎらってあげてください」。
「15分で止める」ところに私はホッとしました。15分と決めないと、完璧に家事をやろうとし、どこまでやっても終わらなくなり、さらには、なかなか終了できない自分を責めて、気分がドンドン沈んでいきます。
15分でひとまず止めるという習慣は、人を燃え尽き症候群から救ってくれます。また逆に、まったくやる気が出ない時も「15分だけやってみる」というのも有効です。いきなり3時間家事をしようとすると、目が回りますが、とりあえず15分だけはやってみるのです。結果、「なんとか15分はできた」自分に、自己肯定感を感じて自分を立て直す大きな一歩になります。