仙台の行政書士より241126心のメッセージ
本日は午前中、心の障がい者の就労支援のご相談とメンバーのケア会議に出席いたします。また午後は、NPO法人設立申請のご相談とA型事業を考える会でお話しをいたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
人生、『ここ一番』という時、最も大切なことは、力みがないことです。いざという時、つい、肩に力が入り、思わぬミスを犯したり、言う必要のない言葉を口走って誤解を生むこともあります。余分な力を抜くのはやりがいのあることです。
ピアノのレッスンなどでも、力を抜くことをよく指導されます。確かに、ゆっくりと弾いたピアノは、そこに透き通った響きを感じます。
ところが、力を抜くには、抜く力を必要とします。では、〈力を抜く力〉はどのように体得することができるのでしょうか。
自分で自分を支えることができないように、自然体でさわやかに生きることを心がけることがコツのようです。「~ねばならない」「~するべきだ」と自分の我を張ると、かえって自分にプレッシャーを与え、力みが生じます。その力みは、自分を傷つけることにもなりかねません。
日々の何気ない一瞬一瞬を大切に、我力でではなく、自分をいつくしみ、大切にして生きる。そのように、普段から自然体で生きつつ、力を抜く術を身につけ、身軽に生きたいものです。