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仙台の行政書士より10.3心のメッセージ

菊地茂

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 本日は、シャロームの会のメンバー研修会に同行のため、会津若松方面に行きます。

 今日は、渡辺裕子先生の言葉のご紹介です。

 「対人関係と家族問題」のセミナーは、アダルト・チルドレンをベースにした内容ですが、反響が大きく、たくさんのご感想をセミナー後にいただきます。中でも多いのは「家族とは何か」の問いです。
 家族崩壊ということが言われている今、このセミナーを通して発せられた家族とは何かの問いは、私たちにもう一度、家族の意味を考えるよい機会を与えてくれています。
 家族崩壊ということが言われている今、このセミナーを通して発せられた家族とは何かの問いは、私たちにもう一度、家族の意味を考えるよい機会を与えてくれています。
 アダルト・チルドレン(AC)概念の中では、家族というのは、子どもが育つための場所であり、子どもがその場所を安全と感じて暮らせるなら、それは機能している家族。ところが子どもにとって安全感がなく正直な生の感情を味わえないのだとするなら、それは機能していない家族なのです。そして、その家族の中で過剰ないい子になります。
 良い子とは感情を隠すのが上手な子。隠しているもの苦しいので、そのうち感じなくなります。その人たちが自分らしさを行き直そうとするとき「うつ」になることで失われた感情をとりもどすことがあります。
 それを、私たちは安全装置ととらえています。この学びを通して、家族は変化するものだということにあらためて気づくことができます。
 ACの人が育った家族には、そんな当たり前の変化がありませんでした。この閉塞感の中で生じる家族の崩壊は必要があって起きる最前であり、新しい希望と可能性への始まりなのです。

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