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仙台の行政書士より10.1心のメッセージ

菊地茂

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 本日は、指定障害者福祉サービス事業所としてシャロームの会が仙台市の実地指導を受けますので、終日立会に同行いたします。

 今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

 先日、名古屋でトータル・カウンセリング・スクールの集中セミナーがありました。
 季節の変わり目のせいか、わたしは風をひいたらしく、鼻声でレクチャーをすることになりました。完璧主義者のわたしの心の中には、容赦なく自分を責める声が嵐のごとくこだましました。「自分の体調の自己管理もできない人間が、レクチャーをする資格があるのか」「受講生の皆さんに心配をかけるぞ」「なんでよりによってレクチャーするときに風邪をひくんだ」。
 一番容赦なく自分を批判する人は、他でもない自分自身だといった人がいますが、まったくだと実感しました。わたしの中には、鼻声=いいレクチャーができない=自分はダメ人間と言う公式がまわっていたわけです。よくよく考えれば、これはあまりにも飛躍した考え方です。鼻声だからといって、いいレクチャーができないわけではなく、またそれが即自分の価値を下げることであるとかんがえる方が無理があります。
 そこで、わたしは受講生の皆さんにこう申し上げました。「いつもの声とは違った声で今回はレクチャーさせていただきます。セミナーの内容だけでなく、声もリニューアルしました」。皆さん大爆笑。わたしも鼻声を気にせずレクチャーができました。
 自分を責める公式がまわったら、その公式を書き換えることが大切ですね。

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