仙台の行政書士より241126心のメッセージ
本日は午前中、永住許可申請のため仙台入管に出かけます。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談と面談をさせていただきます。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
若いお母さんたちの会話での話です。講師がホワイトボードに「かわいい子には○させよ」と書き、この○を若いお母さんたちに埋めてもらいました。あなたならどのように答えますか?そうですね、「かわいい子には旅をさせよ」です。これはことわざです。ところが驚いたことに、何人ものお母さんが、○の中に「楽」という文字を入れられたのです。子どもに楽をさせると喜んでもらえるからなのか、それともお母さん自身の願望なのか…。さらには、真顔で「小さな子どもに、どこに旅をさせるのですか」と聞く方もおられたそうです。なるべく、かわいい子には苦労させたくないという親心なのかもしれませんが、真の親心とは、かわいい子だからこそ、旅をさせ、たくましく成長してもらいたいと願うものではないでしょうか。
「旅」は様々に解釈されますが、人生そのものが旅(トラベル)なのです。そして、旅にはトラブルがつきものです。ちなみにこの二つの言葉は、語源が同じです。人生には困難、試練がつきものですが、その旅を通して、人は成長することができるのです。我が子の旅も、自分の人生の旅も、目的が楽するためにではなく、成長するためにする旅でありたいものですね。