仙台の行政書士より241126心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と心の障がい者の就労支援に関するご相談をお受けいたします。また、午後は河北TBCカルチャーセンターで「エンディングノート」の講座でお話をいたします。
今日は、宮國泰斗先生の言葉のご紹介です。
対人恐怖を弱める、効果的な一つの方法に「相手のイメージを変える。」というものがあります。例えば、いつも怒鳴っているお父さんを「のび太くん(ドラえもんのキャラクターの一人)あ歌っている。」とイメージするのです。やって見ると分かるのですが、以前より大幅に怖く無くなります。
私にもこのような体験があります。ある時、某ファーストフード店で食事をしていると、隣の席に夫婦と思われるカップルがいました。人目をはばからず激しいケンカを始めたのです。ご主人は怒り心頭、奥さんに「離婚」を言い渡す勢いでした。私は彼らに背中を向けながらも、全部耳に入ってだんだん気持ちが重くなり、心が不安でビクビクしてきました。
そこで「相手のイメージを変える」ワークを自分にする事にしました。試しにそのご主人を「ドラえもん」だと思うことにしたのです。真剣に怒鳴っている声がする。しかし、「それはドラえもんが、のび太君に小言を言っているのだ。」と考えれば考えるほど、可笑しくなってきました。吹き出すのをこらえるのに必死なほど、心がかわりました。最後には、彼らが全然気にならなくなりました。
人は、イメージの力を利用して、自分自身の“心を調整する能力”を持っています。苦手な相手がいたら、その人のイメージを変えてみましょう。相手に振り回されなくなります。