仙台の行政書士より241126心のメッセージ
本日は午前中、チョー・ヨンギ先生をお見送りに仙台空港へ行きます。また午後は、心の障がい者の就労支援とNPO法人設立に関するそれぞれのご相談をお受けいたします。
尚、夕方は士業の異業種交流会に出席いたします。
私はカウンセリングを暗号読解にたとえるのが大好きです。「クライエントさんといっしょにクライエントさんの問題を暗号読解をしているんだ」と思うと、ワクワクしながら話をお伺いすることができます。
特に同じ話が繰りかえされるようであれば、そのあたりに暗号読解のためのパスワードがあるように思えてならないのです。クライエントさんがそこにこだわっていることは確かなわけですから、何かがそこにあるはずです。そんな意識でお話をお伺いしていると、クライエントさん自身も気づかなかったような、問題解決のヒントがその話の中に隠されていることがあります。そういうときは、表には出しませんが、私は心の中で「宝を掘り当てたぞ!」と叫んでいますね。
これは日常会話の中でも言えることだと思います。同じ話をしてくる相手に対して「お父さん、その話はたくさんです」等と言ってしまうことがあります。これ一辺倒ですと、大切な情報を聴き逃したり、「妻は話を聞いてくれない人だ」というレッテルを張られ、会話が全く無くなってしまう危険性もあります。
相手が同じ話をしてきたら、そのこには相手も気づいていない宝ものがあると考えてみましょう。同じ話を関心を持って聴かせていただくことは、さながら相手の問題の暗号解読をしているようなものです。そんな意識を持って話を聴くだけで、今まではひと味もふた味も違った豊かな人間関係が生まれます。