仙台の行政書士より241126心のメッセージ
本日は午前中、お客様の産業廃棄物処理施設が完成したので落成披露宴に出席し、午後は建設業許可申請のご相談と心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
「天は自ら助くる者を助く」と言ったのは、サミュエル・マイルズですが、私はこの言葉を「棚からぼた餅」でよく説明します。私の解釈はこうです。天からの祝福は、まさに棚からぼた式であなたに落ちてきます。しかし、どの棚から落ちてくるかあなたはいつも見張っている必要があります。そして、泥だらけの地面に「ぼた餅」が落ちる前にあなたはキャッチしなくてはなりません。チャンスを常に見張り、キャッチする行動にこそ、「自ら助くる」事です。
この有名な一文はマイルズの不朽の名著「自助論」の序文に出てきます。「誰かが助けてくれるだろう。みんながやっていることに合わせていけば、なんとかなるだろう」と他人まかせ、状況まかせの生き方だけでは、なかなか乗り切ることが難しい時代です。人に助けてもらう事を考える前に、自分で自分を助けることから始める。
「和を以て貴し」とする日本人の持ち味は生かしつつも、「私がやらなくて誰がやる」と勇気を持って、自主的に生きる。すなわち自分を助けて生きる人に、天からの祝福は滝のように流れてきます。そして、そう生きている人には、自然と助けてが現れます。