仙台の行政書士より241126心のメッセージ
本日は仙台純福音教会の主日礼拝に出席いたします。
今日は、前島誠先生の言葉のご紹介です。
〈主の祈り〉その四、ここでは「日ごとの食物」を取りあげます。
イエスがこの句を口にしたとき、彼の頭にあったのは、次に引用する箴言の言葉でした。
「わたしは二つのことをあなたに求めます、
わたしの死なないうちに、これをかなえてください。
うそ偽りをわたしから遠ざけ、
貧しくもなく、また富もせず、
ただなくてはならぬ食物でわたしを養ってください」[箴言・30章7-8]
一読して、耳に痛いことばです。世はまさに飽食の時代、つい先頃まで飢えていたことを忘れ、飽き足りて当然という姿勢で過ごしてはいないでしょうか。これでは、日用の糧への相応しい思いも、「神に感謝」という祈りの文句も、ただ口先だけのものになってしまいます。
「日ごとの食物」とは箴言にある通り、なくてはならないパン、今日一日の分と定められたパンのことなのです。このことを自分の心に確かめてみる必要があるでしょう。
今日一日生かされたことへの感謝、同時に今日のパンを得られない人のことを思うこと、それを日々新たにすること―これが〈主の祈り〉の心なのです。