仙台の行政書士より241126心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と産業廃棄物処理業許可申請のそれぞれのご相談をお受けし、午後は心の障がい者の就労支援のご相談と相続申請のご相談をお受けいたします。尚、夕方はお客様の会社の30周年を祝う会に出席いたします。
今日は、長嶺由宇先生の言葉のご紹介です。
デパートやスーパー、電車やバスの中で、私たちは様々なアナウンスを聞きます。その中には大変聞き取りにくいアナウンスがあります。一方、老舗デパートのアナウンスは、混雑した店内でもはっきりと聞き取ることができます。どこが違うのでしょうか?
それは、明瞭な発声であることの上に、通常よりかなりゆっくりした話し方をしているからです。これは、情報の量、すなわち騒音の多いところでは、ゆっくり話すほど、相手に言葉が伝わりやすいという「情報理論」にのとっています。
NHKのニュースキャスターなどは、1分間に160くらいの音韻数で話しているそうですが、聞き取りやすいデパートのアナウンスは、大体1分間に80ぐらいの音韻数だそうです。周りが騒々しい場所ほど「ゆっくり話す」ということが大切なのです。
様々な音で溢れ返り、慌ただしい現代だからこそ、時に生き方のペースを落とし、お互いの存在を確認しあうような余裕を持っていきたいものです。“聞き取りやすいアナウンス”も現代を生きるわたしたちの生き方も同じことが言えます。