仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は午前中、仙台入管へ在留資格変更許可申請を提出しに行きます。また午後は、建設業許可申請に関するご相談をお受けいたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
天才登山家・栗城史多[くりき・のぶかず]さん。身長162センチ、体重60キロ。“ある調査”が行われました。10キロの荷を背負い、“傾斜にきつベルトコンベヤー”を上りながら、様々なデータを採りました。測定後、医師がこう言ったそうです。
「栗城さん。腕力、脚力、肺活量、全て平均以下です」。これには彼もスッコケたそうです。「だけど」と医師は続けてこう言いました。「栗城さんには、他のアスリートと違う特殊な能力があります」。一つは、上がるはずの“呼吸と心拍数”を一定に保とうとする力。もう一つは、筋肉疲労によってたまるはずの乳酸値が、ある一定のラインを越えると、それを下げようとする“別の力”によって減ってくるというのです。それも、先天的な体質ではなく、栗城さんが“意識してコントロール”しているとの説明でした。
その瞬間、栗城さんは直感しました。「“ありがとうのおかげ”だ。ヒマラヤに登る時も、今回のこのきつい実験でも、苦しければ苦しいほど出る言葉があるんです。それが“ありがとう”でした。足が一歩も出ない時に“ありがとう”というと不思議に一歩出てくるのです。亡き母からもらった言葉です。・・苦しみに感謝する心を8千メートルから世界中に伝えたいんです」感謝は奇跡を生み出します。