仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は、NPO法人設立認可申請と一般社団法人設立申請に関するご相談をお受けするため、山形県酒田市へ出張いたします。
今日は、前島誠先生の言葉のご紹介です。
わが思いは、あなたがたの思いとは異なり、
わが道は、あなたがたの道とは異なっていると主は言われる。 [イザヤ書・55章8]
聖書の中で、神は時折人に語りかけます。アブラハムには「行け」(創世記・12章1)、イサクには「ここにとどまれ」(創世記・26章2)と命じます。面白いことに神の指示は、人間の思惑とは逆の方向に示されることが多いのです。このことを自分に置き換えて、深く考えてみましょう。
「アアよかった、きっと神さまのお導きね」
そう思ったり、口に出して言うことがよくあります。至って素直な反応、別におかしなことではありません。問題は自分にとって不都合が起こったとき、それも神の導きと思えるかどうか、この点にあります。
自分の望む方向だけに限って、神の意志を見ようとする傾向、この安易さが自分の中にありはしないでしょうか。嬉しいときには神の導きを感じるくせに、自分の意に反することについては神の意志と認めない、これでは片手落ちと言わざるを得ません。
聖書は教えます、「わが思いはあなたがたの思いとは異なる」と。
自分の思惑とは違った方向に、内面の声が響いてくることがあるはずです。その時こそ、神はわれわれに語りかけているのです。