仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と一般財団法人設立それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、ベトナム人の雇用と研修生の受け入れを検討されている法人のご相談をお受けいたします。
今日は、増田泰司先生の言葉のご紹介です。
フランスの心理学者クーエが、こんな言葉を残しています。「想像力と意志が闘うと、必ず想像力の方が勝つ」。
イメージは私たちの行動や意欲に影響を与えます。無意識というのは、想像したことと事実とを区別できません。そこで、無意識は想像したことを実現するように、行動や意欲をコントロールするのです。
たとえば、ある人が健康のために禁煙を決意したとします。その時、すぱっとやめられる人と、そうでない人がいますね。タバコはドラックの一種ですから、意志の力とは関係なしに、禁断症状がでます。それに耐えられるかどうかがポイントです。
やめられない人は、禁断症状が出たときに、やめられないような想像をしてしまうんですね。「ああ、ここで一服すれば、どんなにすっきりするだろうか」。意志は想像力には勝てませんから、ついつい一服してしまうのです。
そんなとき、一服してすっきりの想像ではなく、タバコから解放されていい気持ちになっている自分を想像すればどうでしょう。すると、意志と想像力が一致協力して、禁断症状を乗り切ることがしやすくなるでしょう。
喫煙だけでなく、様々な場面で、私たちはもっともっと想像力を上手に活用できないでしょうか