仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は、午前中心の障がい者の就労支援に関するご相談をお受けいたします。午後は、NPO法人シャロームの会コイノニアの会に出席いたします。
今日は、増田泰司先生の言葉のご紹介です。
ある女性は、様々な「良いこと」に没頭していました。様々な集会に参加し、教会内外の奉仕活動に加わり、知り合いのお年寄りなどを訪問し……。
しかし、ある時、彼女は鬱になって倒れてしまいました。彼女は、「神さまのみこころだから」というもっともな理由でいいことを行っていました。しかし、鬱になったおかげで、その本当の目的が明らかになったのです。
彼女は、家庭の中で孤独でした。その寂しさに耐えられず、誰かと一緒にいたかったのです。でも、その正直な気持ちに自分でも気づかなかったため、寂しさをストレートにいやそうとせず、助けを求めることもしませんでした。そこで、本当の意味で孤独はいやされなかったのです。
しかし、鬱になったおかげで、彼女は、自分の中にある孤独感と向き合えました。そして、それをサポートしてくれる場所をみつけられました。そこは、彼女が役に立っても立たなくても、ただそこにいるだけで喜んでくれる場所です。
本当の目的を隠したまま、何か別のことをやっている人が、実はたくさんいらっしゃいます。やっていることが善し悪しではなく、本当はどんな目的でやっているのか、それをじっくり考えみましょう。そこに、さらに幸せになる道が隠されています。