仙台の行政書士より241125心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と医療法人設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。午後は、認定NPO法人のセミナーと銀行のビジネスクラブに出席いたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
『北の国から』などの脚本家として著名な倉本聰さん。倉本さんのお母様は、お茶を教えておられました。
やがて、お母様も年を召されたので、「もう自分たちを養う役目は終わったので、テレビでも見ていてくれ」と、お茶の教室を取り上げたそうです。その後、お母様は長きに渡り躁うつ病にかかり、病院の鉄格子の中を出たり入ったりを繰り返されました。
人間にとっての生きがいを考える時に、何かを「もらうこと」と「あげること」、そのどちらが価値があるか、という問いに対して、倉本さんは、お母様の出来事通して、「人は、してもらうよりも、人に何かをしてあげる、人の役に立っていることが、本質的な生き方につながることを知った」とおっしゃいました。
どのような状況でも生き生きと生きるコツは、自らの存在感を得るために、自分ならではの考え方や行動を、いつも新しく掘り起こしていくことに尽きるようです。もらってばかりの人生だけでは、人は本当の意味で満足しません。あげることによって人は深い充足感を味わうことができます。