怒りにジャックさせない

2011年10月5日

コラムカテゴリ：法律関連

　本日は、建設業許可申請と産業廃棄物処理業許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。午後は、NPO法人設立認可申請に関するご相談をお受けいたします。

　今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

　「怒りに我を忘れる」という表現があります。激しい怒りにハイジャックされてしまうと、生活を送ることすらままならなくなることがあります。一番の最たる例は、昨今の痛ましい若者たちの犯罪だろうと思います。私が感じることは、これらの事件は、怒りにジャックされた彼らが、その暴徒に身をゆだねてしまった結果ではないかと見うけられます。
　悲しみや恐れ、焦りなどの様々な感情と折り合いをつけることができないために、すべてを怒りに変換してしまって、イッキに噴火させてしまう。
　感情ハイジャックから、現代人は自分を救い出す方法を学ぶ必要があると思います。有効な方法の一つは、「第一次感情に焦点をあてる」ということです。怒りは第二感情ですから、怒りの背後にあるもう一つの感情を見つけ出すのです。それだけで、だいぶ冷静になることができます。「あぁ、自分はあのことが不安だからイラダっているんだな」と「不安」という第一次感情を見つけると、怒りにジャックされにくくなります。その上で自分の様々な感情を味わうことです。結果感情は独りでに治まってくれます。

この記事を書いたプロ

人との関わりを大切にする法律のプロ

菊地茂（シャローム行政書士事務所）

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