仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は、宮城県社会福祉協議会主催の福祉サービスの苦情解決に関する研修会に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
子育てが一段落したある奥様が、社会に出て働きたいと思ったそうです。念願叶ってある会社に勤めることになりました。仕事は楽しいし、やりがいもある。瞬く間にある部署のチーフをまかされることになりました。
久しぶりに感じる家庭とは違った充実感。もちろん、様々なトラブルも起こります。職場内の人間関係や、人の上に立って仕事をする上での苦労もそれなりに体験するようになりました。
ある日家族と食事をした後、ご主人に「今日、職場でこんなことがあって・・・あの人には困っちゃうのよね~」と、自分の苦労を話しました。するとご主人から、即座に「だったら、辞めなさい」と言われました。奥様は「何でそんな極論を言うのかしら?」と悲しくなったそうです。それからも、ちょっとでも「内の職場、ここがもう少し改善してくれると働きやすいんだけど・・・」などと言うとまた即「だったら、辞めなさい」と言われる。なので最近はご主人に対して、自分の仕事のことは話さないようにしているとのことでした。
どうしても、男性は相手の気持ちではなく事柄に焦点を当てがちです。結果、かみ合わない会話が続くことになります。かみ合う会話になるためには、相手の気持ちに焦点を当てることです。答えをいう前に相手の気持ちを汲む。日本人の人間関係では重要なポイントです。