仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は午前中、著作権に関する件と相続に関する件、それぞれご相談をお受けいたします。午後は、心の障がい者の方々の就労支援施設カフェ・アート・レストラン「オリーブの風」でメンバーの方の親の会(燦の会)を開催いたします。
今日は、田中申請先生の言葉のご紹介です。
あるペットショップに男の子が入ってきました。「おじさん、子犬っていくらするの?」「30ドルってとこかな」。男の子はポケットから小銭を出して言いました。「僕、2ドルと37セントしかもってないんだ。でも、見せてくれる?」店のオーナーが「ピィー!」と口笛を吹くと、毛がフワフワの子犬が5匹、お店の奥から転がるように出てきました。
しかし、一匹だけ足を引きずっている子犬がいました。「おじさん、あの子犬はどうしたの?」と少年は聞きました。「生まれつき足が悪くて、一生、足は治らないんだよ」とオーナーは答えました。すると、男の子の顔が輝き始めたのです。「僕、この犬がいい。この子犬をちょうだい。」「ぼうや、よした方がいいよ。どうしてもと言うなら、タダであげるよ。どうせ売れるわけないから」。
すると男の子は言いました。「おじさん。他の犬と同じ値段で買うよ。今、2ドル37セント払って、残りは毎月50セントずつ払うから」。あまりの迫力に、オーナーは「分かったよ。そこまで言うなら・・・」とその子犬を彼に渡しました。そしてその少年と犬を見送りながら、そのオーナーは気づきました。その少年は、若干足を引きずりながら歩いていたのです。
「あの少年も、足に障害を抱えているんだ。だから・・・」。「ただ存在するだけで、価値がある」。忘れてはならない真理です。
マイベストプロ宮城 人との関わりを大切にする法律のプロ 行政書士 菊地 茂の取材記事はこちら!
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