仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請とNPO法人設立申請についてのご相談をお受けいたします。午後は、心の障がい者の就労支援に関するご相談をお受けいたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
とても貧しい人々が経済的にちゃんと自立できるように支援する銀行があります。グラミン銀行。低金利、無担保でお金を貸しているにもかかわらず、返済率はほぼ100%。ムハマド・ユヌス総裁はノーベル平和賞を受賞しました。
なぜこの銀行が成功したのか?それはこの銀行のマイクロクレジットという方法が、お金を借りた人のセルフイメージを豊かにしたからだと私は思います。
「自分は担保すら無い貧しいダメな存在」というセルフイメージから、「自分でこの人生を切り開き、人生を楽しむことができる存在」という前向きなセルフイメージをグラミン銀行が与えられたからこそ、人々がやる気になり、経済的に自立し、100%に近い返済率という成果がついてきたのです。
今、日本が経済的に大変な時代だと言われています。カウンセリングの現場でもその点についてのお話が多くなってきました。しかし、不況だからと言って自分自身のセルフイメージまで下げる必要はありません。たとえ、目の前の問題は大変だとしても、だからといって自分自身そのものがダメになったのではありません。
むしろ、こういう時代だからこそ、あなたのセルフイメージの真価が問われ、さらに豊かにされていくチャンスなのです。ユヌスさんの言葉です。「グラミン銀行は、その人の信用力も過去にも興味がなく、彼らの将来に興味があるだけです」
マイベストプロ宮城 人との関わりを大切にする法律のプロ 行政書士 菊地 茂の取材記事はこちら!
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