仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は午後、精神障がい者の方々の就労についてのご相談をお受けいたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
Aさんは、和菓子店を経営しておられます。季節が変わるごとに和菓子を私どもにお届け下さり、「是非五感で楽味わって下さい」と言って下さいます。
「五感で…」とAさんの言葉が心に残りました。そこで頂戴した和菓子を見て楽しみ、食べて楽しみ、触れて楽しみ、香りを楽しむ…を意識しながら頂きました。最後に「聴覚」という言葉を思い起こし、「和菓子で音を楽しむとはどういうことか?」と考えました。おせんべいならば、パリパリという音がします。でも柔らかい和菓子にはその音はありません。
そこでAさんに「音で和菓子を楽しむとはどういうことですか?」と伺うと、逆に「『音で楽しむ』とはどういうことだと思われますか?」と問われました。しばし私は考えました。しかし、良き答えが浮かびません。するとAさんが「和菓子は季節感を様々に表現しています。ですから、召し上がる度ごとに、季節の音を聞いていただきことができるのです。それが聞こえますか?」と尋ねられ、ハッとしました。
人生もそのように「五感」で味わっていきたいものです。味わい深い人生を送ることができます。
マイベストプロ宮城 人との関わりを大切にする法律のプロ 行政書士 菊地 茂の取材記事はこちら!
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