基本に忠実

2011年1月10日

コラムカテゴリ：法律関連

　本日は、国籍帰化許可のご相談をお受けいたします。

　今日は丸山芳浩先生の言葉のご紹介です。

【　カウンセラーは必ず自分もカウンセリングを受けなければなりません。そうやって初めてクライアントの心理がわかるからです。
　そこで私も田中先生のカウンセリングを何度か受けました。しかし、多少なりとも勉強しているので、自分が話した内容に対して相手がどう応じるか、ある程度予想がついてしまいます。「私がカウンセラーなら、ここは受容する」。「これは弱音だから、私なら言い訳を言ってあげて支持するだろうな」すると先生はそのとおり、基本に忠実に返されたことに驚いた覚えがあります。
　ある時、「たまにはオレの話も聞いてカウンセリングしてくれ」と、頼まれたことがありました。もちろん私の訓練のためです。しかし、剣道の打ち込みのように、こう来ればこう出る、と型が決まったやりとりしかできない私が一体何の役に立つのか？疑問をもったままでしたが、基本に忠実にさせてもらいました。「手の内がわかっている狐と狸の化かしあいみたいだったなあ…」と思いながらも、いかがでしたが？」と尋ねたところ、「自分ではわかっていても、別人格から受容されると気持ちが良いものだ。新しい視点からの気づきが与えられた」との感想をいただき、励ましてもらいました。
　基本に忠実、カウンセリングの秘訣の一つです。】

この記事を書いたプロ

人との関わりを大切にする法律のプロ

菊地茂（シャローム行政書士事務所）

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