仙台の行政書士より241123心のメッセージ
本日は午前中、相続のご相談をお受けした関係で銀行へ同行いたします。午後は、NPO法人シャロームの会で心の相談をお受けいたします。また、夕方は、パークマンションの理事会へ出席いたします。
今日は、中村芳子さんの言葉の紹介です。
人の価値に上下はないが、才能や向き不向きは、人によって全然違う。
数学の能力は驚異的だが、日常のことが普通にできない人がいる。すばらしい俳優だけど字が読めない人がいる。天才音楽家だが、快適な人間関係を築けない人がいる。
苦手なことを頑張るのは悪くないが、頑張ってもできない分野があるのがふつうなのだ。
モーセは、紀元前1500年頃、当時エジプトで奴隷状態にあったイスラエル民族を、エジプト王と何度も交渉した末に解放させたヒーローだ。
ある日、羊を追っている時に神と出会い民族解放の召命を受けるが、あまりの大役にしり込みする。「私は口下手です。そんな役割はとてもできません。ほかの人にやらせて下さい」押し問答の末、神はこう言う。「あなたの兄アロンは雄弁だ。彼と一緒にこの任を果たしなさい」やっとモーセは召命を受け入れ、兄の助けを借りて使命を果たすのだ。
あなたも自分の苦手を知って認めよう。恥ずかしがらなくていい。それが得意な人に助けてもらおう。仕事でもサークルでも家庭でも。その方がきっとうまくいく。
それでもなお、モーセは主に言った。「ああ、主よ。わたしはもともと弁が立つ方ではありません。あなたが僕にお言葉をかけてくださった今でもやはりそうです。全く私は口が重く、舌の重い者なのです」 出エジプト記4:10