コラム
心のフィルター。
2010年9月1日
今日は、仙台市公園愛護協力会連合会宮城野支部の役員会に出席のため宮城野区役所へ行く予定です。
また、本日の言葉は、田中信生先生のコラムをご紹介いたします。
『心のフィルター』
「現実はそんなに甘くないよ」と言ったりします。この言葉の背後にはすでにある事実に対して、「困難である」というその人のフィルターがあります。しかし、同じ現実を見ても、「これが宝だ」「これで良かったのだ」と思う人もいます。すなわち、現実に対し、現実は一つではなく、ひとりひとりの心のフィルターによって、「異なった様々な現実」が生まれることになります。
私たちは、事実を認めるのつらい現状に遭遇すると、イソップ物語に登場するキツネのように「どうせ、あのぶどうは酸っぱいのだ」と適当な言い訳をすることがあります。この「酸っぱいぶどうだから」の論理には致命的な誤りがあります。あの高さにあるぶどうを取るためのジャンプ力が今の自分にはないという現実を見過ごしています。一方「今の自分のジャンプ力では、あのぶどうを取ることはできない」と事実を受け止めると、「よし、ちょっとジャンプの練習をして今度チャレンジしてみよう」と希望が生まれる可能性があります。人生は心のフィルター次第です。
週刊一元ファックス 第357号より
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