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コラム

自己受容と他者受容は比例する その②

2010年7月30日

コラムカテゴリ:法律関連


◆自己受容は他者受容に比例する。
 どうすれば相手をあるがままスッポリ受けとめることが出来るのか。それはまず自分自身を豊かに受け入れていく事。時代の価値観等によって自分を裁き、自分は無力でダメな人間だと信じて疑わない人が多くいる。そのような人からは人を受け入れる「説明」は生まれても、相手の懐に飛び込んだり相手を心から受け入れるようなエネルギーやぬくもりは生まれてこない。

◆「受容」
 行為とは相対的で下を見ればキリがなく、上を見ればまた無限の世界。人がどのような事をしたということではなく、その人の存在そのものを受け止めることを受容という。
例えば…「私は物を盗みました」と誰かが言ったときにその人のあるがままを受け入れるということは、その行為を肯定したり否定したりすることではなく、その人がそうせざるを得なかった気持ちを受け入れること。「誰でも盗むものですよ」とか「盗むのは悪いことですがあなたの場合は特別です」という言い方ではなく、盗んでしまったというそのことに対して「盗んだのですね」と肯定でも否定でもなく、そのまま包むこと。

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