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コラム

家づくりの流れはそれで大丈夫?進め方の大切さをわかりやすく解説!

2022年7月7日

テーマ:マイホーム計画

コラムカテゴリ:住宅・建物

住宅購入を思い立ったものの、何から始めたら良いか?何をすべきか?家づくりの進め方や流れも分からない中で悩みながらマイホーム計画に挑んでいる方はいませんか?
住宅ローンも心配だし、間取り、土地の選び方も気になる・・・
アレコレ頭に思い浮かぶ不安な事や気付いた事を片っ端から整理していく流れに「本当にこんな進め方で大丈夫だろうか?」と心配しながらも、妥当な流れが分からなければ自分で出来る事から始めねば一歩も先には進みません。
でも!
家づくりにおいて進め方は大切なテーマです。
進め方次第では成功、失敗の確度に大きな差が生じる事でしょう。
もし、あなたが進めている家づくりの進め方が、成功に相応しくない流れだったら?
失敗を誘発する流れになってしまっていたら?
早く察知し、満足ゆくマイホーム 実現へ望ましい流れに軌道修正を図りたいですね。
まずは住宅購入に向けた進め方の手順の大切さと、今あなたが進めている家づくりの流れを確認してみませんか。
住宅コンサルタントの私がわかりやすく解説いたします。


・家づくりの流れが大切な訳

進め方
住宅コンサルタントとして多くの方々のマイホーム計画をウォッチしていると、多くの方々の進め方に共通する特徴を見つける事ができます。
私はその進め方の特徴をわかりやすく称する時「モザイク状」と表現する事があります。
ひとつながりの連続した家づくりの流れを進むというよりは、ハチの巣状に連鎖した家づくりにおける各テーマの間を、行きつ戻りつしながら転々と流れていくイメージです。
「一生に一度の買い物」とも称される住宅購入ですから、大半の方は住宅購入は初体験なはず。
つまり過去の経験値を持ち合わせない手探りの状態での家づくりということです。
そうなれば家づくりに望ましい合理的手順に沿った進め方というよりは、刹那的に関心や不安を感じたテーマを追いかける流れとなってしまうのはやむを得ない事ですが、こうした流れが望ましく無いのは感覚的にも察する事ができるでしょう。
何しろ同じテーマの検討を繰り返しなぞったり、反対に手付かずで通過してしまうテーマ有りとバラツキが生じるのは避けられないのですから家づくりの精度が安定しません。
勿論、全くの思い付きのみで流れのままに家づくりを進める人はいないでしょうが、予め明確な進め方の手順を充分に定めないままの展開となれば、どうしても結果は類似してしまいます。
家づくりを始めてから時間がだいぶ経過しているのに進捗が芳しく無く、本当にこれで大丈夫だろうか?と疲れや苛立ちを感じている方はいませんか?
実は原因は進め方の手順の誤りにあるのかもしれません。
中にはハウスメーカーへの相談を通じ家づくりを進めている方もいるはずです。
住宅購入者への応対を日々こなしているハウスメーカーは的確な家づくりの進め方も熟知し、彼らの勧める打ち合わせの流れに沿っていけばわかりやすく安心にも思えます。
しかしながらハウスメーカーは皆さんの家づくりに対する相談解決機関では無く、住宅購入者に対しての住宅販売が主たる業務であり、勧められた家づくりの流れは、必ずしも家づくりに最適な進め方というよりは住宅販売に適した進め方に沿った流れとなってはいないでしょうか?
こうした場合も、あなたが不安に感じているテーマが充分に解決していないにも関わらず、打ち合わせだけはどんどん進んでしまうという事も起こりがち。
これも進め方の流れに原因があると言えるでしょう。

・あなたの家づくりこんな流れになってない?

流れ
さて、この様に家づくりの手順が相応しいものとなっていなかったとして、問題なのはそうした相応しく無い流れに気付かずにいる場合です。
打ち合わせや検討作業を進めているものの悩みや不安が増える一方で、更にそれを解決しようと疲れきってしまう・・・。
こんな流れに陥ってはマイホーム 計画の成功は覚束ないものになってしまいます。
こうした深みに陥る流れには3つのパターンがよく見られます。
あなたの家づくりがこんな流れになっていたら要注意かもしれません。
大丈夫でしょうか?
まずはチェックしてみましょう。

①土地探しから始める流れ

マイホーム計画で新築一戸建ての住宅購入をする場合、土地の準備がまだであれば土地探しが必要です。
これには今の時代ネット検索という強い味方がありますね。
その便利さ故にこの作業をマイホーム計画の入口とする家づくりの流れは数多く見られます。
且つ多くの方がここで失敗に陥りがちです。
この進め方のどこが失敗に至ってしまうのでしょうか?
希望する土地が見つからなければ家づくりは進められないのですから合理的な流れにも思えそうです。
そんな疑問をわかりやすく理解するには、あなたならこうした土地探しの場面でどの様な土地物件に目が止まるかを想像してみて下さい。
例えば駅とのアクセスは?お買い物の利便性は?学校の距離は?日当たりの条件は?
恐らく多くの方がこうした条件にYESと答えるのではないでしょうか。
しかしながら誰もが認める好立地になる程当然の如く人気は高く、売主だって安くは手放しません。
つまり高値が付けられます。
何とか良い土地情報は見つけたものの、その後住宅ローン返済やら資金計算をしてみるとビックリ!
希望する建物や色々な諸雑費を試算してみると予算をはるかにオーバーしてしまいまった!
結局振り出しに戻って一から土地探しをやり直しとなり、無駄な時間を費やしてしまう。
要するに流れが逆なのです。
予算が青天井と言う人は極々少数派であり、通常は超えられない予算の上限があるはずです。
それに対して土地物件の価格には幅があり、選択の余地があります。
つまり、確定的要素の予算と、流動的要素の物件選びではどちらを優先すべきかを比べた時に、予算を確定させ、その予算額にマッチした条件の土地探しに移る流れの方が合理的と言えるのではないでしょうか。
土地探しの前に資金計画!
これが家づくりの基本です。

②資金計画から始める流れ

土地探しの前に資金計画を立て、予算を確定させる流れが大切な事はお分かり頂けたと思います。
となると「家づくりの進め方は資金計画から始めれば良いのか!」と感じた事でしょう。
また、ハウスメーカーに家づくりの相談をすると、そうした流れが最も相応しいので資金計画の打ち合わせを勧められた経験のある方もいるはずです。
確かに資金計画を家づくりの起点とする事自体は合理的な進め方の手順なのですが、問題は資金計画を立てる手法です。
一般的によくみられる資金計画の手順として自己資金額と住宅ローン借入額とを合わせたものを予算とし、蓄えや援助から自己資金を、住宅ローンの返済可能額から借入額を算出する手法が採られます。
しかしながら、自己資金は現有の預貯金との兼ね合いですからまだわかりやすいのですが、住宅ローン借入額の決定は返済額との兼ね合いであり、将来に向けた未知の領域での判断となる為、一体妥当な返済額がいくらなのかについての迷いを感じたりはしませんか?
その迷いを解決する手順が資金計画検討の流れの中に盛り込まれていなければ、
「本当にこの額で大丈夫だろうか?」
と、不安を残したままで次の検討テーマに進むことになり、常に頭の中は住宅ローン返済の不安でいっぱい・・・
結局、土地を選ぶ時も、間取りを決める時も、ハウスメーカーを決める時も、資金の事が気になり各テーマに集中出来ず、はたまたどうしても不安で資金計画へと振り出しに戻る流れとなってしまう方も珍しくはありません。
それではどの様な進め方をすれば良いのか?
妥当な返済額を導き出す判断材料としてライフプランニングを資金計画に先行して実施する流れをお勧めいたします。
ライフプランニングとは、将来に向けた資金準備やリスク対策といった課題の発見と備えをテーマとした作業です。
ライフプランニング で将来的に起こり得る資金的課題や対策に要する負担額が予め準備されていれば、住宅ローン返済額をどのくらいの負担にすれば安心なのかがわかりやすくなるはずです。
ライフプランニングの流れや手順はこちらのブログ記事でわかりやすく解説してますので併せてご覧下さい。
住宅購入の不安解決にはライフプランニング相談が欠かせない訳

③間取りは土地決定後に考える流れ

さて、最後に取り上げる要注意な家づくりの流れが、土地探しと間取り検討に関する進め方の手順です。
土地探しと資金計画の流れについては先程確認をいたしましたが、土地探しと間取りの関係はどうでしょうか?
ハウスメーカーや不動産会社にマイホーム計画の相談していると
「まずは土地を決定しましょう!間取りはその後じっくりと打ち合わせで大丈夫です」
よくそのようなアナウンスをされるはずです。
確かに土地物件の契約は早い者勝ちですが、建物検討の進め方はペースを急ぐ必要はありません。
土地決定〜間取りの検討という流れは妥当な様に思えるかもしれません。
しかし!!
検討している土地にあなたの希望する間取りはマッチしますか?
希望する間取りのコストと土地購入金額は予算にマッチしますか?
これらの確証を得られないまま土地を決定したとしましょう。
希望通りの土地物件が見つかり手付金と共に売買契約を締結すれば、まずはひと安心であると同時に安易に白紙に戻す事は出来ません。違約金が生じます。
つまり、もしも決定した土地では希望通りの建物の企画は難しいという事実を、土地売買契約締結後に知ったのでは手遅れという事になります。
土地は価格や面積、形状を量り売りはできず、建物の企画はその土地の状態を前提としなければなりません。
間取りの検討とは土地の使い方の検討でもあるのです。
この辺りの手順はこちらのブログ記事で解説しております。
土地選びの決め手は?新築土地購入で失敗しない為の注意点はココ

それでは土地選びと間取りづくりはどの様な流れで検討すべきか?
同時に検討する事を私は住宅購入のコンサルティングでお話ししております。
候補になる土地物件を発見したという事は、土地の所在、地積、寸法、現地の要件といった状況は全て把握しているはずであり、それは同時にプランニングに必要な情報が揃っているという事を意味します・
であるならばその土地に合わせた間取り案を作成してみるのです。
勿論、土地検討に得られる時間には限りがあります。
必ずしも詳細な企画案を揃える事は叶わないとしても、可能な限りその土地の特性が把握出来るものが得られれば土地の是非を的確に判断出来るはずです。
価値の見込める物件であれば前向きに進むでしょうし、利用価値に難があるのであればこの段階で検討対象から外せばそれで済みます。
つまりこの付近の家づくり作業の進め方をまとめると
土地物件発見〜間取り案作成〜土地決定
という流れが手堅い判断に結びつくのではないでしょうか。

・なぜ流れが重要か?それはわかりやすく家づくりをする為


ここまで家づくりは決して思い付きなどでは無く合理的な進め方の流れに沿った実施が大切であり、相応しくない状態で進行している場合の軌道修正の必要性と、その場合によく見られる特徴的な3つの流れについてお話ししてまいりました。
それではここまでに取り上げた家づくり進め方の流れを整理いたしましょう。
1.ライフプランニング で家計状況の課題発見と対策を実施
2.住宅ローン借入含めた資金計画で予算案作成
3.土地探し〜土地物件発見
4.間取り案作成
5.購入土地決定〜土地売買計画
これがここまでの流れです。
残された家づくりの大きなテーマはハウスメーカー選びです。
最後に悩みに悩み抜く方も多いテーマでもありますね。
しかしながら、ここ迄の検討作業で予算も土地もそれに見合う間取りも既に手元に揃っているはず。
検討先のハウスメーカーの仕事ぶりを観察する機会も充分得ている事でしょう。
後はそこ迄に出来上がった計画案に基づく、住宅購入総額の見積もりを受ければ判断材料は全て揃います。
各社任せのストーリーで検討作業を進め、テーマも順序もバラバラな進め方であれば比較検討は中々大変ですが、各社同じテーマに沿った流れに乗った中での比較であればわかりやすく対比が出来るのではないでしょうか。

さて、これで建築するハウスメーカーが決定すれば家づくり検討の流れは完了です。
なぜ家づくりの流れが重要なのかといえば、ただでさえ分からない事だらけの住宅購入を、如何にしてわかりやすく進める事が出来る環境を作り出せる事にあるとも言えます。
ひとつひとつ欠かすことの出来ないテーマをわかりやすく確実に整理していくことで、満足のゆくマイホームが現実のものとなっていくのではないでしょうか。
今まさに一生懸命にマイホーム計画に取り組んでいるあなた!
家づくりの流れは大丈夫ですか?
まずはセルフチェックしてみませんか。

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公式ホームページにも家づくりの情報を揃えております。

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この記事を書いたプロ

栗山琢磨

満足が続く家づくりと家計設計相談のプロ

栗山琢磨(パートナーズライフプランニング)

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