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【不動産相談】娘の家で「同居」することに。でも今の家はどうすればいい?

村上則夫

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テーマ:不動産

本日も音声で皆様に弊社にあったご相談を共有していきたいと思っております。
これも最近ご依頼があったご相談ですが、弊社ではここ半年「売却物件の募集」チラシを新聞折り込みで、月に2回ほど定期的に入れているわけですが、そのチラシのキャッチがとてもユニークで、あなたの持っている空き家・空き地いつ売りますか?今でしょ!」っていうキャッチでチラシを入れているわけですが、それにとても反響が多くて、そのチラシを見てご相談を頂いたA様の案件を、皆様と一緒に共有したいと思います。A様は70歳代のご夫婦でいらっしゃいました。そして娘さんがお一人いらっしゃったのですが、この娘さんが結婚と同時に、首都圏の方に住まいをされまして、そちらに生活の本拠を置いている、そのお父さんお母さんがもう70歳以上の高齢になったので、これから介護状態になって、お父さんお母さんを見るのも大変なので、近くに来て下さいと娘さんに言われました。そして自分たちのことも考えて、この柴田郡では買い物に行くにも、医療機関に行くにも、徒歩圏内では行ける所が数限られておりますので、都会に行けばそういった心配もないと。ましてや娘さんがいれば、車で送り迎えもしてもらえる、それでご夫婦が決断をしたので、村建地所にご相談を頂いたわけです。
引っ越しするタイミングがとても急な状況で、ましてやお住まいになっているわけですから、建物もあるのでこれを仲介に付すのか、売却をするのか、それとも弊社で買い取りをするのかというところで、なかなか判断に迷うところではありますが、そのご夫婦は、娘から早く来なさいと言われているので、なるべく早い回答をいただきたいとご相談をされました。
私はこのようなご相談にもあるように、今後ますます少子高齢化になってくると、自分の今住んでいるご自宅が一層いなくなる。今回はその娘さんのところに行けるので、とても良い相談だったのではないかなと思うのですが、これがどちらかが亡くなられたりした場合に、ましてや認知症になられて、そんな状況になれば、もっと大変な状況になっている。以前からお伝えをしている終活セミナーの方でもお話をさせていただいているのですが、認知症になれば、ご自分で判断ができなくなってしまうと、その土地・家を売却することさえできなくなってしまうので、なるべく元気なうちにご自身の住まいしている土地・家を今後どのように活用していくのかということも是非お考えの中に入れていただければと思います。
そのようなご相談をぜひ村建地所にいただければ、的確なアドバイスができるのではないかと思っております。

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村上則夫
専門家

村上則夫(住宅・建物/不動産・土地)

有限会社 村建地所

終活カウンセラー上級インストラクター、家族信託コーディネーター、空き家管理士などの資格をもとに、分かりやすい情報発信につとめ、皆様の大切な財産を生かす終活を提案します。

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