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「実家を相続したけど住む人がいない負の資産になる?」

村上則夫

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テーマ:終活

 本日は、先日のセミナーで受講者の皆様からご相談を頂いた疑問を、皆様と共有したいと思って、今日はその終活相談というテーマでお話を進めてきたいと思います。
 東京にお住いの息子さんが、お父さんお母さんが亡くなって、田舎の方に実家があったのです、それを相続したということで、息子さん大変喜ばれたんですが、子供さんに、「いや田舎に別荘にできるようないい家ができたから、お前らどうだ」と言ったのですね。子供さん達からは、「いやそんな財産いらないよ」と言われた。「なんでそんな遠くに行かなきゃいけないの」と言われて、お父さんがとてもがっかりしたと。
奥様も、「もう本当に管理も大変だから、早く処分してちょうだい」と言われたそうですね。
で、旦那さんとしてはせっかく実家を、相続したのだけども、みんなからいらない、いらないと言われてしまうと、せっかく相続した財産が「負の資産」になるのですか、と相談を受けました。
 誰も住んでいらっしゃらないのですね、当然住んでいらっしゃらなくても、固定資産税等は毎年かかってくる。まあ田舎であれば、そんな高額な固定資産税はないと思いますが、そういったものがかかってくるということになりますね。別荘地で軽井沢とかそういったところであれば、年に何回か行って、そこに住みます。まぁあとはそれを誰か、第三者に貸すという方法もあると思います。でも利用価値が低いところであれば、やっぱり早めに、売却を考えるか、又はすぐにでも貸せる状態であればいいのですが、リフォームをしないと売ることも難しい、誰かに貸すことも難しいということであれば、手直しをして売却に当てるのか、もしくは賃貸に当てるのか、ということを検討されたほうがいいかなと私は考えております。
それで、その判断をいつするかということになるんですが、遠くの実家に帰ってその現場を確認してということも、なかなかお仕事をされている中では、難しいと思うのですが、弊社村建地所では「空き家空き地管理バンク」というお仕事もさせていただいております。
これはどのような業務かご説明すると、先ほどの質問なされたようなその家を、相続人では管理できないということなのですね。やはりその「家」というのは生きているものですから、時々通風をしたり、通水をしてやらないと、その建物がすぐに傷んでしまうのですね。あとは庭等があれば、雑草が生えて伸び放題になって、近隣の方から管理が行き届いていないと「迷惑だ」と言われることがあります。
 弊社ではそういった空き家を、賃貸にするのか、はたまた売却するのかという間の時間まで、その空き家を管理させていただきますという、仕事としてさせていただいております。
 
村建地所のHPの中から入ることもできますので、田舎に相続した家があるのだけども、今はもう放置状態ということであれば、是非弊社にご一報いただければ、弊社で管理をしていきたいと思っております。その管理する物件の前には「当社で管理してますよ」ということで、看板を設置させていただいて、第一次的なクレームにも対応していきます。また毎月この契約を結んでいただければオーナー様のところにメールか郵送で、今月はこのような家の状態になっていましたとご報告もさせていただいております。夏になったら、草がボーボーになってきたということで、草を処分しなきゃないんで、「どこか処分してくれる業者さんを紹介してください」となれば、弊社で紹介をさせて頂いておりますので、皆様が相続した財産が「負の資産」にならないようにすることも可能ですので、是非その際は弊社村建地所、そして空き家空き地バンクにお問い合わせをいただければと思います。

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村上則夫
専門家

村上則夫(住宅・建物/不動産・土地)

有限会社 村建地所

終活カウンセラー上級インストラクター、家族信託コーディネーター、空き家管理士などの資格をもとに、分かりやすい情報発信につとめ、皆様の大切な財産を生かす終活を提案します。

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