認知症を予防する”デュアルタスク”とは?!
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糖尿病は自分で治す!(福田正博)という本を読みました。その1
・糖尿病を取り巻く環境はここ数年で激変しています。
中でも最大のトピックスは、新薬の登場です。
2009年に「Dpp-4阻害薬」(インスリンンの分泌を促進するインクレチンホルモンの働きを高め、血糖を改善する薬。)が発売されて、あっという間にもっとも処方される糖尿病治療薬になりました。
そして、2014年から2015年にかけて「SGLT2阻害薬」が発売されました。
・アンケート調査による日本人糖尿病の死因(日本糖尿病学会)によると、糖尿病患者の平均死亡年齢は男性68.0歳、女性71.6歳で、同時期の日本人一般の平均寿命に比べて、およそ10-13歳の隔たりがあります。
・糖尿病で透析を受けている人のその後の経過は、他の病気がもとで透析を受けている人に比べると、必ずしも良好であるとは言えません。
糖尿病が原因で人工透析を受けている人の5年生存率は50%なのです。
2人に1人は、5年の間に死亡するという厳しい現実に直面しています。
その理由として、「糖尿病性腎症」による腎不全で人工透析療法が必要な場合は、全身の血管ですでに動脈硬化が進行しており、血管の壁がボロボロで血液が多発的に詰まっています。
そのために、心臓の力も低下しており、脳梗塞や心筋梗塞などが起こりやすいということもあります。
さらに、足に壊疽をおこしている透析中の患者さんも少なくありません。
糖尿病でない透析中の患者さんも下肢の切断リスクは高いのですが、糖尿病腎症による透析の患者さんは5倍以上の高リスクというデータがあります。
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