腹式呼吸で長生き?!

堀克昌

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自律神経を整える「長生き呼吸」(坂田隆夫)という本を読みました。

・腹式呼吸の基本は、鼻から息を吐き、鼻から吸うことだ。

・呼気と吸気の割合は、1対2からはじめ、1対5を目標にする。

秒数は気にしない。

・食道裂溝ヘルニアが進めば、横隔膜をじゅうぶんに動かせなくなります。

肺をじゅうぶんに膨らませることができないため、浅い呼吸にならざるを得ないのです。

・ゆっくりと長く息を吐く長生き呼吸が、副交感神経を中心に自律神経を元気にする。

・横隔膜の下側に位置する腹腔内に、内臓脂肪がたっぷりついてしまうと、横隔膜は下がりづらくなる。

ひどい場合には内臓脂肪に押されて、横隔膜が上がりっぱなしになってしまいます。

・肺は胸腔におさまっている。

助骨の間に貼っている助間筋や、胸郭の上部に当たる肩周辺の筋肉が硬くなると、胸郭は広がりにくくなり、肺もじゅうぶ
んに膨らみません。

この場合も呼吸は浅くなります。

ですから、深くゆっくりとした呼吸を身につけるためには、体の柔軟性を維持することも重要です。

・人によって差はありますが、30秒以上、息を吐き続けると、呼吸中枢が呼吸のペースを上げる指示を出すといわれています。
れています。



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