LPSで老化予防？！

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「免疫ビタミン」のすごい力（杣源一郎）という本を読みました。その２

・LPSは骨吸収も活性化するし、骨形成も活性化します。

つまり骨の若返り。

このように一つの物質で両方の作用に働くというものはほかにはなく、骨にとってはLPSはきわめて貴重な存在といえます。

・LPSは、なんとマクロファージのテロメラーゼ活性を高めることができるのです。

これにより、マクロファージを若々しく保つことが可能と考えられます。

つまり、病気に負けない体づくりを助けるLPSは、老化予防に大きく貢献しているのです。

・多くの植物にはグラム陰性菌が共生しており、それに由来するLPSが付着しています。

そして植物共生細菌が多ければ、当然LPS含有量も多いということになります。

米、ソバ、レンコン、サツマイモ、シイタケ、キャベツ、レタス、白菜、小松菜、ツルムラサキ、ホウレンソウ、ニンジン、大根・・・・などの穀物・野菜。

また、リンゴ、ナシ、バナナ・・・・などの果物。

そういった食用植物にLPSは広く存在しています。

茶にもLPSは含まれています。

・グラム陰性菌の細胞膜の壁の抗生物質であるLPS摂取は調理法を選びません。

ただし精製された米や小麦粉ではLPSがあまり期待できません。

玄米や雑穀米、パンならライ麦パンなど、ブラウン系の者の方がLPSを多く含んでいます。

農薬を用いた土壌から採れた作物もLPS量が少なくなります。

農薬を使うと共生細菌が減るからです。



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