チョコレートが無性に食べたくなる理由
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医学部の大罪(和田秀樹)という本を読みました。その2
だから、ほとんどの健康常識は「循環器」にいいことばかりです。
・天皇陛下の前立腺ガンも、はたして手術をする必要があったのか。
そもそも前立腺ガンは「ガンもどき」ともいわれ、切らないのが原則なのに、そこに東大の泌尿器科の教授のメンツは絡んでいなかったのか、疑問が残るところです。
・検診で早期発見する価値のあるガンというのは、乳ガン、子宮ガン、直腸ガンなど、数種類しかなくて、あとは、進行が速いか遅いかのどちらかだから、検診をしてもほとんど意味がないということになります。
・余命3か月だと宣言された瞬間に、うつ病になってしまう人もいるというのに、日本の医学部では、外科と精神科が一緒に仕事をするなどということはまずありません。
・免疫機能を高めるだけでは、予防はできても、ガン細胞を殺すことはできません。
ガンの細胞が極めて小さいうちなら殺せるかもしれませんが、一定以上の大きさになったら、人間の免疫力では、とてもじゃありませんが殺せません。
免疫療法と呼ばれるものが、たいていインチキだとされるのはそのためです。
・ガンの特効薬が出たら、当然もう切らなくて済むようになるわけですから、日本の医学部ならなるべく内緒にしようとするはずだ。
・精神療法を専門にする教授の数が少ないもう一つの理由は、博士論文が通りにくいことにあります。
精神療法的な論文には、統計数字がついていないからです。
・東北地方には、心の専門家少ないといわれている。
その弊害が明らかになったのが、東日本大震災の後でした。
阪神淡路大震災の時とは大違いでした。
・太めの人は痩せ型の人より長生きはするものの、医療費はより多き使うのです。
つまり痩せている人は、医療費がかからない上に早く死んでくれる。
国にとってみたら、これほど有り難いことはありません。
痩せ型を増やすと財政は良くなる。
これは本当だったわけです。
・当時、欧米で目標とされた一日あたりの肉の摂取量は、150gでした。
当時の日本の倍。
沖縄の人の1.5倍。
日本はまだ増やした方が良かったのです。
少なくても、日本では脳卒中と結核が減ったのは、明らかに肉を食べるようになってからです。
それが日本人の寿命を飛躍的に伸ばしました。
残念ながら、医学の進歩ではありません。
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