乳がん・大腸がん・前立腺がんにおける検診の問題点

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絶対に受けたくない 無駄な医療(室井一辰)という本を読みました。その2

・がん検診がメリットばかりでなく、短期的にはリスクにつながる可能性があることは意外と知られていない。

検査を受けたところで、かえって合併症を引き起こす恐れもあるのだ。

命に関わらない腫瘍を過剰に診断したり、過剰に治療したりしてしまう可能性もある。

前立腺がんでは11年間で1人の死を防ぐために、1055人を検査し、37人を治療する必要がある。

乳がんや大腸がんについても、10年間で1人の死亡を防ぐためには1000人を検査する必要があるとわかっている。

10年を下回る平均余命の場合には、これら3つのがんの検診は短期的な有害性を起こすばかりでほとんどメリットがない。

・米国泌尿器科学会は「低リスクの前立腺がんの男性には安易に骨転移検査を実施してはならない。」と制限したうえで、「低リスクの前立腺がんの患者に、骨転移が検出されることはほとんどない」と説明している。

・日本における粒子線治療は300万円前後だが、治療費がかかるだけで効果がない可能性も否定できない。

米国放射線腫瘍学会は、「前立腺がんに対して陽子線治療をおこなうとしても、臨床研究としてでなければ推奨できない。」としている。

・針生検は画像診断で乳がんを疑われた人の中から、悪性でない人を見極めるのに有効な検査。

・乳がんだけでなく、胃がんや大腸がんなども含めて、センチネルリンパ節をあらかじめ切除して、その中のがんの有無を調べ、どれだけ大きな手術にするかを決める動きが活発になっている。

腋下リンパ節を取ると、リンパの液の流れが滞って、腕が継続的にむくむリンパ浮腫が問題になるが、腋下リンパ節を切除しなければリンパ浮腫も起こらない。

学会はセンチネルリンパ節を切除しても、短期的にも長期的にも副作用はないと指摘する。

・転移を伴う乳がんに対して、併用化学療法を実施した場合、腫瘍の増殖を遅らせ、単剤で治療するよりもがんの増殖を抑えること可能性はある。

一方で、腫瘍の増殖を抑えたからといって、死亡率を下げられるかといえばそうでもない。

・米国家庭医学会は、「子宮頸がんの可能性を判断する目的であっても、HPV検査は30歳以下の女性に対して行うべきではない。単独でも、細胞診と併用でも変わらない。」と指摘する。




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