糖質制限で心筋梗塞?!

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健康で100歳を迎えるには 医療常識を信じるな!(石原藤樹)という本を読みました。その3

・長期的に診ると、低炭水化物で高タンパク質の食事は、若干ですが、心筋梗塞や脳卒中の発症を増やすというデータが得られました。

トータルに見て、20gの糖質を減らし、5gのたんぱく質を増やすと、それが5%の心筋梗塞や脳卒中の発症率を増加させる可能性があります。

・ナッツを強化した群とオリーブオイルを強化した群に関わりにく、地中海ダイエットでは、単なる脂肪制限と比較して、心筋梗塞や脳卒中の発症や死亡のリスクがほぼ30%低下しました。

・地中海ダイエットの特徴は、オリーブオイルとナッツの多用にあります。

ある文献では、1週間にオリーブオイル1リットルと1日30gのナッツを使用しています。

・銀杏中毒の8割は子供で、特に3歳未満の子どもに多いのです。

おおむね子供で7個以上、大人で40個以上を一度に食べると、食べてから6時間以内に中毒症状が起こります。

「銀杏は歳の数以上食べてはいけない」という昔の知恵は、結構正確だった。

・銀杏の実の中には、MPNと呼ばれる物質が含まれていて、この物質はビタミンB6に構造が似ています。

脳において興奮性の神経伝達物質であるグルタミン酸は、ビタミンB6の助けを借りて、抑制系の伝達物質であるGABAに変換されますが、それをビタミンB6に似たMPNが妨害するので、結果として脳のグルタミン酸が過剰になり、痙攣などの脳の興奮症状を引き起こすと考えられています。

この毒性は体にビタミンB6が不足しているほど強く働くので、同じ量の銀杏を食べても栄養状態が悪いほど起こりやすくなります。



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