オールオンフォーの問題点 上顎の場合

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テーマ:インプラント


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オールオンフォーの問題点 上顎の場合

上顎のオールオンフォーは、構音(発音)障害が下顎よりも起きやすい。

その理由は、言語音の多くの子音が、舌が口蓋の歯槽部に働きかけることによって作られるためであり、その構音器官として重要な歯・歯槽突起がプロビジョナルに置き換わるためである。

手術後に構音障害が疑われる場合は、特に口蓋の形態に関連すると思われる語、「サ」「シ」「ヒ」「キ」「カ」「タ」「ナ」「ラ」「ヤ」について、発音明瞭度検査などを行う。

そしてプロビジョナル粘膜面形態は、手術後の腫脹を考慮に入れた上で創傷の治癒を妨げないよう設計する。

しかし、手術後の腫脹が治まるに伴い、粘膜とプロビジョナル粘膜面との間に隙間が生じ、「サ」の構音障害につながる。

また、プロビジョナルは第二小臼歯~第二小臼歯の10歯で製作するため、「カ」「キ」の構音障害が起きる。

これは、側方から呼気が流出する側音化構音となりやすいからである。

また、前方インプラントが歯槽骨吸収などにより口蓋側寄りに埋入されると、プロビジョナルの口蓋部が厚くなるために、「タ」「ナ」などの構音に影響が出る。

(参考文献)

新井元、積田正和 : 油性フェルトペンを用いて明瞭化されたパラトグラム発音検査法 : 昭和歯科学誌(24巻)381-386,2004.

北村徹 : パラトグラムを利用して義歯の発音障害を改善した症例 : 臨床歯報,18号,65-76,1992.



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