最後方臼歯部インプラントがハイリスクな理由

堀克昌

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テーマ:インプラント


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最後方臼歯部インプラントがハイリスクな理由

咬筋、側頭筋、内側翼突筋等の閉口筋群はいずれも歯列の後方に位置するため、臼歯部は前歯部よりも大きく拳上され、臼歯部、特に最後方臼歯に咬合力が集中する。

前歯部と臼歯部とでの拳上量の差は、閉口筋の咬合力が大きいとさらに拡大し、咬合接触の分布も臼歯部に偏重する。

したがって、臼歯部、特に最後臼歯に埋入されたインプラントには、歯根膜の緩衝能がないことも相まって過大な咬合力が生じる。

上下ともインプラントの場合にはそのリスクが最大となる。

(参考文献)
Baba,K.,Akishige,S.,Yaka,T.,Ai,M. : Influence of alteration of occlusal relationship on activity of jaw closing muscles and mandibular movement during submaximal clenching. J. Oral Rehabil.,27(9) : 793-801,2000.

Gurdsapsri, W.,Ai, M., Baba,K.,Fueki,K. : Influence of clenching level on intercuspal contact area in various region of the dental arch. J. Oral Rehabil.,27(3) : 239-244,2000.


*******
最後方インプラントには過大な咬合力がかかりやすいというエビデンスの紹介です。

ですが、ハイリスクであるから最後方にはインプラントをしない方がよいという意味ではありません。

そもそもその部分の歯牙を失い、インプラントが必要となった理由も過大な咬合力を受ける部位であるわった関係しているわけですから、次は現在残っている範囲での最後方歯(あるいは残存している歯の中で最も咬みやすい歯牙)を喪失する可能性が高いということになります。

要は、ハイリスクなことを歯科医師・患者さまの両方がしっかりと理解したうえで、インプラント治療を受けるということになるでしょう。





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