「一周回って最新の?楽器売却の選択:専門店の魅力」
トラスロッドの話題について
当店のプライスカード(値札)には必ず記載する「トラスロッド」の状態。
画像の右側、価格の上に記載しています。
ここをイジると左側の「ネックの反り」や弦高に影響します。
インターネットや特にSNSなんかではこのやり方が正しい。と、断言してこの話題に触れるのは危険です。
高確率で炎上します笑
それは何故か?正解がないからです。
ですので今回はこちらのマイベストプロのコラムでひっそりと当たり障りなくお話しします笑
誰も否定できない物理的な事実
1万円でも100万円でも、新品でも中古でも、あるいは同じ型番のお品物でも。
木材で作られているギターやベースは必ず弦の張力や温度、湿度、その他の環境の影響を受けています。
生きている木材を切り出し、生きている人間が製造して、生きている人間が保管し取り扱うので、それぞれの「個体差」というのは必ず存在します。これは誰も否定できない事実です。
その中で自分が触れた、経験した楽器だけを取り上げて「このブランドはこう」とか「正しい保管はこう」とか言うと、違う経験や意見を持つ人達と対立してしまうのです。
もちろんそこに、製造の技術やブランド毎のコンセプトがあり、傾向というのは存在しているので、楽器を購入するのが宝くじみたいになる事はありません。
当店では、店頭でも必ずこの楽器(個体)についてのみ、説明をさせて頂いています。
難しい!トラスロッドの説明
難しいですし、人によって受け取り方や感じ方も違うので端的に、具体的にできる事だけを説明します。
メルカリとかヤフオク!で売ってみよう!と言う方も必ずこの問題に直面するので。
トラスロッドを調整できる場所を見つける
探してみましょう。これ自体は簡単です。
ネックの反りを見極める
これが分からないなら、やはり触らないのが吉でしょう。
トラスロッドを回す
調整する事自体は悪くないです。元に戻せますし。
トラスロッドは回る?余裕がある?
僕も実際に回してみないと分かりません。
楽器(個体)によって効き具合や効く場所、どのくらいの力で回すのか?
など異なります。
結果発表!!
結果ですが、説明できる事が少なすぎました。
無数の正解があり、同じ数失敗があります。
自分はお客様にもトラスロッドについては全然触ってみて良いですよ。
とお伝えしています。
元に戻せば良いだけなので。
でもやっぱりなんか怖い。
という方の為に、Web上で対面できるようなシステムもお店でできれば良いなと思っています。
マイベストプロにはマイベストプロダイレクトなるシステムも実装されているようですので、検討中です。
以上